隠し文字ファイルでのやり取り

文章は恋人たちのやり取りでした。
ファイルを持ち込んだ依頼人の話では、どうもある男性社員が取引先の女性社員と深い仲になったらしく、その二人の間でやり取りされていたファイルが少し気になったので持ち込んだのだそうです。
気になったのは見積書の数だそうです。その取引先とはあまりそういうやり取りをするような関係ではなく、しかも男性社員はその取引先とはほとんど絡んでいなかったとのこと。確かに頻度から見るとおかしな感じです。しかし、文章を一見する限りでは、特に暗号を用いているとかでもなさそうです。
こういうときは実は男性社員のPCを直接調べるのが早いんですが、調査は極秘、ということでしたのでそれもできないようです。ただ、依頼主の会社では、かなり厳しいセキュリティ管理、情報漏洩対策などを講じているようで、必要ならば各種のログは揃えられる、という話でした。
次回はログを持ってきていただくことになりました。こちらは次回までにもう少しファイルについて調べることにしました。